番狂わせ! 村上竜馬(奈良F1 5月1~3日)
W竜馬に完敗!大本命不発で57万円車券
村上竜馬 30歳 広島県 115期 S級2班
本命選手を外して全通り買わないと取れないーー。そんなレースがあったのは5月2~4日の日程で行われたF1奈良競輪の2日目。3連単は193番人気の57万2850円の超大穴に。
このレースは北井佑季(36歳、119期)がS級にカムバックして3場所目だった。最初は①①で決勝4着の取手F1。2場所目はG1開催を前にS級トップ選手が不在の名古屋G3で、初日3着ながら、3連勝でS級復帰2場所目でG3Vを飾った。それに続く奈良F1。
奈良は周長333メートルの直線が短い小回りバンクで知られる。先行有利が定説でなぜか時にとんでもない高額配当が出るバンクでもある。数年前、競輪場に到着したら騒々しい。何が起きたかと思ったら、前半のレースで3連単100万円が飛び出し、荒れ模様に場内が熱を帯びていたようだ。
この時の北井が一本被りなのは当然。初日は道中、後続を数車身ぶっちぎる圧勝劇だった。2日目。こういう場合、穴党としては北井のヒモをスジ違いで少しでも好配当を狙うしか手がないのが正直なところ。
後方に構えた北井ラインが上昇し、残り2周前の後方からの追い上げは突っ張った。しかし、二の矢の太田竜馬ー村上竜馬の中四国の竜馬ラインは前に出して、北井は3番手をキープ。この展開なら、北井が巻き返すものと誰もが思うが、なぜか車が進まない。結果は逃げた太田をマークした村上が差してアタマ(太田は4着)。北井は5着に沈んだ。3連単57万円車券。原因不明の大番狂わせというしかない結果だ。この場合は「竜馬の呪い」とでも考えるしかなさそう。
不思議な番狂わせはたまにある。適切な例えかはともかくとして、木暮安由(41歳、A級1班)旋風が猛威を振るった一時期があった。負けない木暮を称して、「平家にあらざれば」ならぬ、「木暮にあらざれば」なんて言葉もあった。その木暮がある時、敗れた。展開のあやだった思うが、着外となり、超大穴。なんとその車券を知り合いが買っていた!
共通している点は予測不能という一点に尽きる。攻略法としてはやはり大本命を外した車券を全通り買うくらいしか方法がない。7車立てだから買い目は120通り、100円で1万2000円。配当が57万円なら、車券戦術上はそれもありなのだが…。