【松戸GⅠ・オールガールズクラシック】太田りゆ 決勝2着でも賛否
準決勝後には「自分を恥じています」
24〜26日に行われたGⅠ「第4回オールガールズクラシック」は、佐藤水菜(神奈川)が“サトミナ劇場”とも呼べる圧巻のレースぶりで、完全優勝&大会連覇を飾った。
完璧すぎた佐藤とは裏腹に、ファンの間では決勝戦で2着に食い込んだ太田りゆ(埼玉)の走りが賛否になっている。
太田といえば、佐藤と同じくナショナルチームに所属。2024年に開催されたパリ五輪の自転車競技女子ケイリンに出場するなど、日の丸を背負って世界で戦ってきたアスリートでもある。
パリ五輪後に自転車競技からは引退し、現在はガールズケイリンに専念。そのスピード力で一気に捲り切るレーススタイルが魅力だけに、今開催の準決勝と決勝では佐藤のマークを選択したことに、ガッカリするファンが続出している。
「力勝負したい」コメントも決勝戦も佐藤のマークを選択
準決勝後のコメントでは、
「とにかく決勝に上がることを一番に考えた」と、佐藤のマークを選択した理由を明かした太田だが、「あまり好きな(レース)内容ではなかったし、自分を恥じています。決勝はしっかり力勝負したい」と語っていただけに、決勝戦では本来の魅力である豪快な走りをしてくれると信じていたファンも多く、それだけに準決勝と同じ佐藤のマークを選択したことに批判が起きるのも仕方ないかもしれない。
初日のティアラカップでは、上がりタイム9.5秒という男子選手並みのタイムを叩き出した佐藤に対し、2着以下の選手はすべて10秒台。一方、準決勝は佐藤の9.5秒に対して太田は9.6秒。決勝戦の上がりタイムは佐藤も太田も同じ9.7秒だったことを考えると、賛否になっているのは今の佐藤に自力で太刀打ちできるのは太田だけという、ファンの期待の表れとも捉えられる。
昨年8月に行われた「G1女子オールスター競輪」で落車した際に左鎖骨を骨折。その際に入れていたワイヤーは今年2月に除去したばかり。
それだけに今開催では本領発揮とはならなかったのかもしれないが、6月に開催されるGⅠ「パールカップ」では多くのファンが納得する走りで、佐藤のGⅠ連勝記録をストップしてくれることを期待したい。