大穴太郎! 佐藤大地 10万4790円(直近の大穴レースを徹底分析)
120期台4人の仁義なき先行バトルは行った行ったの結果に
佐藤大地 26歳 三重 125期 S級2班
〈並び〉前から8佐藤-1水谷の中部両者、4荒川-6栗本の千葉両者、2保田-7山本の岡山両者、3川上-5山下の栃茨城両者。
〈展開〉先に3川上が上昇すると2保田がこれを叩き、さらに4荒川が叩き、残り2周で3川上が巻き返した。この時に5山下が離れ、3川上後位に8佐藤がハマった。打鐘では前が3川上、8佐藤、3番手は内・4荒川と外・5山下で併走、最終1コーナー過ぎに後方で脚を貯めていた2保田が捲りを放った。直線では3川上、8佐藤のゴール勝負になり、8佐藤がタイヤ差先着、3着には外を伸びた2保田が入った。3連単8-3ー2は239番人気の10万4790円。
〈分析〉120期台の保田、川上、荒川、佐藤の2車づつの典型的な4分戦。2車単は直近4カ月の競走得点が最上位の山下、100点の川上の栃茨両者の折り返しが5倍前後と売れていたが、山下と他の3人は言ってしまえばドングリの背比べくらいにしか力の差がないのは明らか。しかも保田、荒川、佐藤は7月に初めてS級に昇級してがむしゃらに爪痕を残そうと必死の毎日。さらに本命を背負っている川上と佐藤は125期の同期でもある。この4人がライバル心むき出しで挑む一戦であることは火を見るより明らか。
一方、4人をマークする4人は戦歴を見るとF1戦でほとんど決勝に乗っていない。直線の短い松戸バンクで若手の先行を差し切るのは難しいと思われるメンバー。場合によっては仕掛け合う若手についていけず、離れることもあり得る…。
そう考えると、このレースは血気盛んで勝ちたい若手先行選手の火花が散ることを想定して狙うのが賢明ではないか。競馬で先行馬2、3頭の行った行ったのレースがある。先行した馬どうしで決まるパターンだ。競輪も同様で先行選手の行った行ったがある。実際、山下は勝負どころで川上に離れ、前は川上と佐藤の行った行ったになってしまった。
ただし、若手の誰を軸にするかは迷う。本来なら川上だが、それでは配当的には旨みがない。いっそのこと3連単は4車のBOX、24点を買ってみるのはどうか。荒川と佐藤は競走得点が低いので買いにくいが、佐藤はS級になってまだ未勝利で他に比べてもモチベーションは高い。そう考えて優劣はつけず、紛れることを想定したBOXがいい。そして、若手の仁義なき先行バトルは4人の中でもっとも競走得点が低い佐藤の下剋上で決したというのがこのレースだ。
ちなみに、新人とベテランが入るFⅡのレースでは新人3人が上位を占めるケールがある。そのGⅢ版という見方もできそうだ。