伊東温泉けいりん MIDNIGHT GⅢ × HPCJC TIPSTAR杯(9月14~16日)開催
GⅠ準V、実力倍増の地元・梁田一輝が伊豆の夜を彩る!
スタンド改修前のグレードレース、伊東温泉けいりんの「MIDNIGHT GⅢ × HPCJC TIPSTAR杯」が9月14~16日の3日間で開催される。シリーズリーダーを務めるのは2度目のGⅠ決勝で準優勝に輝いた簗田一輝だが、しぶとい追い込み、マーカーが一堂に会し、話題に事欠かない自力、自在の若手も参戦する激烈なシリーズ。片時も目が離せない迫力満点のバトルになりそうだ。
成長株の脇本勇希と 当地のGⅢはこのところ、南関地区の選手の優勝が多かった。それを打ち破ったのが今年4月に行われた記念GⅢ。王者、古性優作が圧巻の完全Vを決めて、南関の野望を蹴散らした。しかし、その流れを元に戻そうという気運満々なのが今回のミッドナイトGⅢだ。
本命視されそうなのは地元の簗田一輝。3年前のGⅠ競輪祭決勝は上位陣相手に力の差を見せつけられたが、今年のGⅠ高松宮記念杯決勝では古性に続く2着で準優勝を果たした。ちなみに、3着は先のGⅠオールスター競輪(松山)で初タイトルをもぎ取った犬伏湧也だった。このところの簗田は着実に力をつけ、レースで安定感、落ち着きが出てきた。トップを伺うなら今でしょ! という雰囲気だ。
8月の松山GⅠは2勝をマーク、直前の奈良FⅠは優勝している。変幻自在な走りから追い込み主体に戦法をはっきりさせてから、ムダな動きが減ったのも好調の要因。今回は連続Vを狙う絶好のチャンス!
期待したい若手は今期からS級1班として走っている125期の塩島嵩一朗。7月以降は4日制のグレード戦が続き、コンディションの調整に苦しんでいる印象があるものの、爪痕を残している。GⅢでは7月豊橋記念は1勝、車券に3回絡み、小田原記念は2勝、前場所の前橋記念も2連対した。地元のエース、簗田と一緒ならブン回しで先陣を切って有利な展開に持ち込む。
ラインを固めるのは福田知也と伊勢崎彰大のベテラン勢、積極型なら原田亮太、斎藤雄行。南関が結集して夜の祭典を盛り上げる。
強力なのは北日本コンビか。ビッグレースでも存在感を増している阿部力也とレース巧者ぶりが目につく嵯峨昇喜郎。嵯峨は先行が減り、自在に立ち回るレースが増えているが、今回のメンバーなら阿部の前での積極駆けもある。阿部はそんな嵯峨を安定した捌きでガードし、直線勝負に賭ける作戦だろう。
成長株の脇本勇希といぶし銀・東口善朋の近畿勢
以上の両地区に絡んでくるのは近畿と九州。
近畿は今年1月のGⅢ立川記念を優勝した脇本勇希が侮れない。脇本はこの時が記念GⅢ初Vだった。このところはマクリ主体のレースになっているが、名うてのマーカーの東口善朋が後位を固めるとなれば、思い切った走りにでる可能性もある。東口はアピール力があるタイプで、威圧感がすごい。これに近況、力をつけている石塚慶一郎が勝ち上がるようなら近畿は脅威だ。
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園田匠はゴール前の差し脚勝負
九州は輪界屈指の差し脚勝負を誇る園田匠と若手の伊藤颯馬の2枚看板で立ち向かう。園田は直線に入ってからの突っ込みが武器。伊藤は近況ムラがあるのは不安材料だが、一発を秘めている。車券的には穴党向きかも。
関東はS1の寺沼拓摩がどこまで上位陣に対抗できるか。昨年ブレークした末木浩二は状態が少々気になるが。また、先行力で勝る橋本壮史の活躍にも期待がかかる。中部は皿屋豊次第。思い切った仕掛けがタイミングよく決まればヒットもある。
デキ抜群の小川真太郎と晝田宗一郎の中四国勢
中四国勢では小川真太郎が絶好調だ。函館、小松島、川崎とFⅠを3連続V。その流れでミッドナイトGⅢもVを狙っている。しかも、晝田宗一郎もデキがいい。8月の和歌山GⅢでは世界王者、ラブレイセンとの競走も経験。刺激が入ったのか前々場所の高知FⅠはオール2着の準優勝、前場所小倉FⅠも2連対を記録した。
ガールズは久米詩と半田水晶の一騎打ちか
伊東ミッドナイトGⅢではガールズケイリンも行われる(2レース)。優勝候補の筆頭は地元の久米詩で決まりだが、久米を脅かすのは新鋭の半田水晶だ。半田は徹底先行で勝負するタイプ。これを久米が追う展開になる。周長333㍍、直線の短い伊東バンクで逃げ、差しの壮絶な闘いか。
これを追いかけるのはオールラウンダーの太田瑛美、半田と同期の岩元杏奈だろう。