【富山GⅡ・共同通信社杯競輪】佐々木悠葵が捲ってGⅡ初優勝
飛躍のきっかけは結婚「10皮ぐらい剥けちゃいました」
9月21日にGⅡ共同通信社杯競輪の決勝戦が行われ、佐々木悠葵(群馬)がGⅡ初優勝を飾った。
唯一の3車ラインとなった関東勢2番手を務める佐々木に、期待が集まった決勝戦。徹底先行に定評のある新山響平(青森)が前受けを選択。赤板で吉田拓矢(茨城)が踏み出し新山を叩くと、レースをリード。最終バックで佐々木が自力に切り替えると、番手の小林泰正(群馬)のアシストもあり押し切った。
2車単は4番人気の4ー61680円。3連単は34番人気の4ー6ー71万730円。
結婚した妻・天木じゅんに「優勝できたよー!」と報告
強豪揃いの中、GⅡ初制覇を決めた佐々木。
「良いポジションを取れたが、みんな強敵ばかりだったので(他のラインに)行かれてしまうんじゃないかと。(早めに仕掛けた吉田拓矢は)関東の総大将なので、凄く強かった。脚が一杯だったが、頑張って(連携した小林)泰正さんとワンツーを決めたいと思った」
勝因は意外にも、他支部の佐々木豪からのアドバイスだったと振り返る。
「(佐々木豪が)“今日はバンクが重いから(仕掛けは)躊躇しない方がいい”とアドバイスを受けた。そのおかげで優勝できた」
ゴール後も自分が優勝したか分からなかったようだ。
「最初は抜かれたかなと思ったが、(小林)泰正さんに教えてもらった後に(優勝を)実感して嬉しかった」
先月、タレントの天木じゅんと結婚したことを発表したが、結婚が飛躍のきっかけになったと笑う。
「(結婚して)10皮ぐらい剥けちゃいました(笑)」
インタビュアーを務めた元選手の後閑信一氏から、「奥さまにメッセージを」と振られると、
「優勝できたよー!」
と笑顔で報告。そして、
「泣きそうなぐらい嬉しいです。簡単ではないが(次はGI優勝に向けて)頑張りたいです」
これまで寡黙な印象で派手さがあるとはいえないタイプだったが、結婚を機に一皮むけた佐々木が、レースでもインタビューでも観客を盛り上げてくれそうだ。